税理士がオススメする無料会計ソフト1選+無料トライアルあり会計ソフト3選

こんにちは!
サラリーマン税理士のりゅうです。

今回は、私も使っている無料会計ソフトと、
無料トライアルのある会計ソフトをご紹介します。

無料会計ソフトは、有料版を以前仕事で使っていたこともあり、今は無料版を家計簿で使っています。

無料トライアルあり会計ソフトはのうち2つは、有料版を現在も仕事で使っています。

使いやすい点などを簡単にまとめて、解説していきます。

税理士がオススメする無料会計ソフト1選

私も家計簿(複式簿記)で使っている無料会計ソフト、
「フリーウェイ経理Lite」
をご紹介します。

フリーウェイ経理Liteの内容

「フリーウェイ経理Lite」は、株式会社フリーウェイジャパンが提供しているフリーウェイシリーズの一つです。

会計ソフトのコストを削減したいなら永久無料の「フリーウェイ経理Lite」がおすすめ。ずっと0円で使えて、必要なのはWin…

私が仕事で使っていた時は「標準財務会計」という名称でしたが、社名変更とともに「フリーウェイ経理」となったようです。

仕様は、以下の通りです。

月額利用料 無料
利用期間 無制限
登録できるデータ数 1
データの保存場所 パソコン内
決算書 あり(勘定式)
部門管理・工事管理 なし
自動仕訳 なし
操作サポート なし
対象 個人事業主、中小企業

※フリーウェイ経理HPより→https://freeway-keiri.com/

1社(1事業主)しか登録できませんが、今のところ永久に無料ですし、過去の会計データもすべて見ることができます。

もちろん、法人でも個人でも使えます。(データ設定時に選択します)

USBに会計データを保存することもできますので、バックアップも万全です。

フリーウェイ経理Liteの使用感

非常にシンプルで使いやすいです。

他の会計ソフトのようなゴチャっとした感じがなく、
・日付
・借方
・貸方
・消費税(課税事業者の場合)
・摘要欄
という仕訳の構成です。

簿記を少しでもかじったことのある方であれば、間違いなく使いやすいです。

検索機能は一通りありますし、付箋検索(6色)、摘要検索(ANDとOR)、借方貸方指定(借方か貸方に含まれる科目を抽出)が地味に使いやすいです。

・付箋検索は、その色を付けた仕訳を検索することができ、無料版なのに6色もあるので大変便利です(+CSV専用色が1色あります)。

・摘要検索(ANDとOR)は、例えば複数の単語を両方含むパターンと、どちらかを含むパターンと、ケースに応じて使い分けることができるのでとても便利です。

・借方貸方指定は、会計ソフトによっては「貸方の現金」とか「借方の現金」など、片方でしか検索できないものもありますが、フリーウェイ経理Liteは「貸借の現金」で検索することができ、もちろん金額や摘要の縛りも併せて検索することができます。

あと、入力項目固定がすごく使いやすいです。
・日付
・借方
・貸方
・消費税(課税事業者の場合)
・摘要欄
を、個別でも複数でも固定することができるので、連打して仕訳を入力するのにとても役立ちます。

私個人の感想ですが、とにかく直感的に、そして簡単に使える会計ソフトです。

デメリット

困らないほどの基本的な機能が備わっているフリーウェイ経理Liteですが、連動できる無料版の税務ソフト(フリーウェイ税務(法人)、フリーウェイ確定申告(個人))が2021年5月20日でサービス終了となってしまいます。

フリーウェイ経理Liteで財務諸表まで作成出来ますので、フリーランス(個人事業主)の場合は、国税庁の確定申告作成システム(もちろん無料)を使えば問題ありません。

法人の場合は、税務申告ソフトを準備する必要がありますので、連携という部分でも、料金の部分でも、デメリットに感じるところかもしれません。

家計簿にも使える

家計簿を、複式簿記レベルで財産や損益を把握したい方には、フリーウェイ経理Liteはピッタリです。

私も実はこのソフトで家計簿を付けています。

現金預金残やローン残高、カード未払いまでB/Sに記録されており、職業柄かもしれませんがとても気持ちがいいです(笑)

フリーウェイ経理Liteで出来ること・出来ないこと

フリーウェイ経理Liteで出来ること・出来ないことを、簡単にまとめます。

※フリーウェイ経理HPより→https://freeway-keiri.com/features/

出来ること

【データ入力】

・仕訳形式と出納帳形式の2種類の入力方法から選べる

・キーボードのみでスピーディーな入力と画面遷移ができる

・多彩な抽出と検索ができ、探しているデータを見つけやすい

・入力項目を固定できるため入力時間を短縮できる

・決算確定前に翌期の先行入力ができる(決算後に、残高のみ翌期に繰り越せる)

・消費税の入力方法を2種類から選べる

・エラーチェック機能で誤った仕訳を見つけやすい

【マスタ】

・科目名や入力時の科目コードを自由に設定できる

・補助科目を作ることで科目の内訳を管理できる

・補助科目にサーチキーを2つ設定できるから見つけやすい

・摘要欄でよく使う文章を条件つきで設定できる

・データ入力中に摘要辞書を登録できる

・いつも同じ内容の仕訳を固定仕訳に登録すると入力時間を削減できる

【帳票印刷】

・仕訳日記帳印刷

・総勘定元帳印刷

・補助元帳印刷

・全科目合計残高試算表印刷

・全科目月次損益計算書印刷

・全科目損益三期比較表印刷

・消費税課区税区チェック表印刷

・消費税試算表印刷

・伝票印刷

【グラフ】

・企業分析レーダーチャート

・B/S構成図表

・損益分岐図表

・月別推移図表

・月別三期比較図表

【決算書】

・勘定式決算報告書

・勘定式決算報告書(個人)

【ユーティリティ】

・他の会計ソフトやExcelで入力したデータを取り込める

・バックアップデータを簡単に復帰できる

・無料の給与計算ソフトと連動できる

・無料の販売管理ソフトと連動できる

出来ないこと(有料版では可能)

【データ入力】

・CSVデータ出力

【帳票印刷】

・補助簿集計表

・月次補助簿集計表

・前期比較試算表

・経営分析表

・キャッシュフロー計算書

・資金繰り帳票

【グラフ】

・月別推移図表(科目指定)

・月別三期比較図表(科目指定)

【決算書】

・報告式決算報告書

・前期比較決算報告書

・個人前期比較表

【ユーティリティ】

・銀行口座やクレジットカードの自動仕訳(企業版、顧問先版のみ)

税理士がオススメする無料トライアルあり会計ソフト3選

ご紹介するのは、

①マネーフォワード

②freee

③弥生

この3つです。

この3つは、無料で体験できますので、一度無料版を使ってみてください。

性能的にはそこまで大きな差は無いと思いますので、操作性や見た目で一番使いやすいと思ったソフトを使用することをオススメします

3つを比較するのにスペックを細かく比較しているサイトもありますが、どれも一長一短です。

どれも優秀な会計ソフトですので、直感的に使いやすいソフトを選びましょう。

以下で、個人的な感想を一つ二つピックアップしてまとめます。

3つのソフト共通のメリット

・銀行やクレジットカードと連携できる

・売上入金の売掛金の消込みがラクにできる

・クラウドなのでいつでもどこでも確認できる

・Macでも使用できる

・初心者でも使いやすい

・サポート体制が充実している

①マネーフォワード

マネーフォワードは、お客様で使用している方が多いです。

使っていて個人的に良いと思ったポイントは、
・法改正等に無料でアップデート
・元帳の仕訳表示を、50件/00件/200件に切り替えられる
・残高試算表で補助科目の表示非表示を簡単に切り替えられる
・簡単入力にも対応している
という点です。

元帳の表示を切り替えられる点は、地味に便利です。
取引規模が膨大になると、元帳の仕訳数もかなりの数になります。
そこで、例えば50件でページを区切ることができると、とてもチェックしやすいです。

また、お客様によっては、補助科目の数が多い場合があります。
貸借対照表や損益計算書のバランスをパッと確認したいときは、補助科目が邪魔になることもあります。
その点、チェックの有無だけで切り替えられるのはとても便利です。

マネーフォワードは、簿記未経験者には一見とっつきにくい印象ですが、「簡単入力」で取引を入力すれば仕訳になる機能も備わっていますので、初心者も安心して使えるソフトだと個人的には思います。

②freee

freeeは、仕事では使ったことがないので、無料版を少しいじった感想です。

使ってみてまず思ったのは、簿記の知識があまり無くても使いやすいソフトだったという点です。

基本的には「取引登録」を行うことにより、自動で複式簿記に変換されるので、簿記未経験者や初心者にも使いやすいと感じました。

もちろん、複式簿記による入力も出来ますので、複式簿記による仕訳入力を行いたい方でも全く問題はありません。

③弥生

弥生も、簿記未経験でも使いやすい設計となっています。

使っていて個人的に良いと思ったポイントは、
・売掛金や買掛金の管理がしやすい
・白色申告オンラインはずっと無料で使える
という点です。

例えば売上の発生(売掛金計上)や、その回収(売掛金消込み)もスムーズに入力することができ、回収時に手数料を差し引いて振り込まれる場合でも、取引の入力で考慮することができます。

また、白色申告オンラインについては、サポートなしプランであればずっと無料で利用できるので、白色申告者にはとてもオススメです。

あとがき

今回は、会計ソフトのご紹介でした。

個人的な感想をまとめましたが、各ソフトをすべて完璧に使いこなせているわけではありませんので、もしかしたらもっと便利な機能があるのかもしれません。

いずれにしても、あまり細かいスペックにとらわれることなく、少しいじってみて直感的に使いやすかったソフトを使うことをオススメします。

ただでさえ税務会計は取っつきにくいと感じる方が多いので、少しでもストレスなく利用できることが一番です。

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