心臓弁膜症になった話(2023年2月)

  • 2023年7月26日
  • 2023年8月4日
  • 雑記

こんにちは!
サラリーマン税理士のりゅうです。

皆さん、毎年しっかり健康診断や人間ドックは受けていますか?

毎年2月頃に人間ドックを受けるのですが、前回に引き続き「心雑音」がするとのことで、精密検査を受けました。

結果は・・・。

人間ドックでの内科診察

昨年の人間ドックのときにも「心雑音」がすると指摘されましたが、そのときは「睡眠不足でも音がすることあるからねぇ~」と言われ、経過観察となりました。

しかし、今年の2月、再び「心雑音」がするとの指摘を受け、すぐに心エコー(心臓超音波検査)を受けたほうががよいと医師から言われたので、とりあえず心エコーのできる小さい循環器クリニックを予約しました。

循環器クリニックでの診察

心エコーの前に院長による診察を行うとのことで、聴診器による診察を受けました。

診察の結果、「僧帽弁が切れてる」と言われました。

僧帽弁て何?切れてる??マジ???と、何ともいえない不安に襲われた上に、「ただ治せばいいだけだから」とだけ言われ、この院長にはかなりの不信感を抱きました。

こちらは素人なのだから、もう少し詳しく分かりやすく説明ほしかったものです。

何言ってんのかわかんねーよ!ちゃんと説明しろよクソジジィ!と、心の中で思った記憶があります(笑)

とりあえず、心エコーの予約をして帰りました。

循環器クリニックでの心エコー

心エコーの先生は感じの良い女性の先生(おばちゃん)でした。

30分くらいかけて検査を行った後、丁寧な説明があり、こちらの質問にも親身に受け答えしてくれました。

しかし、検査結果を受け止めるには少し時間がかかり、説明も半分くらいは上の空で聞いていました。

検査結果は、「腱索断裂による僧帽弁逸脱」と診断されました。

その後調べてみると、よく使われる病名としては「僧帽弁閉鎖不全症」というものでした。

心臓には4つの弁があり、若くても唯一病気になるのが僧帽弁らしいです。

心臓の弁に異常があることを「弁膜症」と呼ぶようです。

状況としては、弁が正常に閉まらないため、肺から来た血液の一部が、肺へ逆流してしまっているようです。

薬で何とかなる病気ではないようで、近い将来に手術が必ず必要と言われました。

術式について

弁の手術には「弁形成術」と「弁置換術」があり、近年は通常「弁形成術」が行われるケースが多いとのことです。

「弁形成術」とは、自分自身の壊れた弁を縫うなどして修復する手術だそうで、再発の可能性はあるものの、術後の感染症や血栓塞栓症の危険性が低いというメリットがあります。

「弁置換術」とは、壊れた弁を人工弁に置き換える手術だそうで、人工弁には「生体弁」と「機械弁」があるそうです。

「生体弁」は動物の組織を加工して作る弁で、血栓ができる可能性が低いものの、15~20年に一度交換をしなければならないそうです。

「機械弁」は金属で作られた弁で、耐久性が数十年と長いものの、血栓ができやすいため血液をサラサラにする薬を飲み続けなければならないそうです。

あとは、開胸か腹腔鏡かという問題があり、近年は開胸しないMICS(低侵襲心臓手術)が主流だそうです。

開胸か腹腔鏡か、弁形成か弁置換かは、手術前に方針は決定するものの、手術時の実際の状況によってその方針は変わる可能性もあるようです。

今後について

とりあえず、4月頃にホルターによる24時間検査、5月頃にもう一度心エコーを行いましょうということで、今回の心エコー検査は終わりました。

あとは、どんな病院があるのか、どのような手術方法があるのか、自分でも調べて判断材料にしてほしいと言われました。

衝撃的な検査結果でしたが、しっかりと受け止めて、今後どうしていくか考えていきたいと思います。

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