こんにちは!
サラリーマン税理士のりゅうです。
今回は、新型コロナウイルスの中和抗体検査キッドを使ってみましたので、使い方と感想について書きたいと思います。
使用したのは、WESAILの中和抗体検査キットです。
色で抗体レベルが分かる仕様になっています。
中和抗体とは
中和抗体とは、抗体の中でも、ウイルスのタンパク質に結合して活性を中和し、ウイルスの増殖を抑えて感染を防ぐ種類の抗体を指すようです。
この抗体が一定の基準値以上あると、重症化を防ぐことができるなどの効果が期待できるようです。
検査キットの内容
箱のサイズは、縦8㎝×横12.5㎝×高さ2.5㎝ほどの大きさです。
検査キットの内容は、下記の通りです。
・検査キット本体
・アルコールペーパー
・採血針
・採血スポイト
・希釈液
・抗体レベル判定カード(両面)
・説明書(英語・日本語)
・検品証
使用期限がある(箱の側面に記載あり)ことと、検査キット本体が入っている小袋は開封後30分以内に使用しなければならないので、注意が必要です。
使用方法
検査は至って簡単で、下記の手順で行います。
アルコールペーパーで消毒する
↓
採血針で刺す
↓
スポイトで採取
↓
検査キット本体の小さい枠に血液を1滴垂らす
↓
検査キット本体の小さい枠に希釈液を2滴垂らす
↓
平らな場所に置いて数分待つ(15分以内に判定)
採血針の注意点
採血針は、針の出る穴の開いた青い部分を一度でも押してしまうと、二度と針が出てこない作りになっています。
分解したわけではないので詳細は不明ですが、押すと針の部分の引っ掛かりが外れて、その勢いで穴から少しだけ針が出て、指に一瞬刺さる仕組みとなっているようです。
したがって、「どんなふうに針が出る仕組みになっているのか試しに押してみよう!」といって押してしまうと、二度と使えなくなってしまいますので、注意が必要です。
「なんかちょっとチクッとした!」くらいの感覚でしたので、怖がらず指に押し当てましょう。
血液と希釈液は小さい枠に垂らす
採取した血液と希釈液は、下側の小さい枠に垂らします。
血液は1滴、希釈液は2滴垂らします。
そうすると、検査紙が血液と希釈液を吸っていきますので、上の判定枠に線が出るまで待機します。
Cに線が出れば検査終了
検査紙の一番上まで液体が吸われると、「C」部分にラインが出ます。
これで検査終了です。
その際、「T」部分の線の有無、そして線の濃さで結果を判断します。
結果は抗体あり
私の検査結果は、過去に感染歴があるためか、抗体アリでした。(現時点でワクチン未接種)
C5++とC4+++の間くらいでしょうか。
抗体濃度は、下記の数字となるようです。
(Amazon商品画像参照)
抗体レベル | グレード | 濃度(ng/ML) |
無し | B | 0 |
+ | C9 | 0.75 |
C8 | 1.5 | |
C7 | 3 | |
++ | C6 | 5 |
C5 | 7.5 | |
+++ | C4 | 9 |
C3 | 20 | |
++++ | C2 | 65 |
C1 | 100 |
感想
今回使用した抗体検査キットも、以前ご紹介した抗原検査キットと同様に「研究用」となっているため、診断目的では使用できないと記載されています。
抗原検査キットの記事はこちらをご参照ください。
研究用とはなっていますが、目安にはなると思いますので、気軽に検査をしたいと思っている人には良い商品だと思います。
唾液の抗原検査とは異なり、抗体検査は血液を採取する必要があるので、その点はネックかもしれません。
とはいえ、一瞬チクッとするだけでしたので、一瞬の恐怖心に勝てれば、なんてことはありません(笑)
ワクチンを接種した後、抗体が出来ているか確認することも出来ると思いますので、一度試しに使ってみてもいいかもしれません。
私個人としては、なかなか興味深い検査でした。