車の税金はどれくらいかかっている?

こんにちは!
サラリーマン税理士のりゅうです。

今回は、車に関する税金のお話です。

車を所有している人は、5月になると自動車税の納付書が送られてくるので、毎年納税していると思います。

車の税金は、購入時、毎年、車検時など、実は様々な税金がかかっています。

どのような税金がかかっているのか、簡単に解説します。

購入時の税金

自動車税環境性能割

「自動車税環境性能割」とは、2019年の消費税増税時に廃止された「自動車(軽自自動車)取得税」に代わって設けられた税金で、購入時に一度だけ支払う税金です(軽自動車にもかかります)。

環境性能割は、車本体とオプションの合計額に対してかかってくる税金ですので、車の本体価格やオプションの金額が高ければ税金も高くなります。

逆に、後付けしたオプションにはかかってきませんので、購入時の価格を低くすれば税金も下がります。

通常は購入時に一緒に税金を支払い、販売店がその預かった税金を支払うため、そこで納税は完了します。

年の途中で新車を購入した場合、自動車税は月割りでかかってきます。ただし、登録月は月割り計算に含まれませんので、月初に登録できると約1か月の節税になります。
軽自動車税には月割り計算はありませんが、4/1の所有者にかかってくる税金であるため、それ以降に購入すればその年の軽自動車税がかかりませんので、その分を節税することができます。

自動車重量税

「自動車重量税」とは、自動車の重さに対してかかってくる税金です。

購入時には、次回の車検までの重量税を支払います。

消費税

税金や保険料、非課税諸経費以外の部分には、普通の買い物と同様に10%の消費税がかかってきます。

毎年かかる税金

自動車税(軽自動車税)

「自動車税」「軽自動車税」とは、車の所有者にかかってくる税金で、毎年支払わなければいけないものです。

「自動車税」は、都道府県税事務所に納める税金で、車の排気量に応じて税額が変わります。

「軽自動車税」は、軽自動車を所有する人にかかってくる一律10,800円の税金で、市区町村に納めるものです。

ガソリン税

ガソリンを給油したときに、ガソリンに含まれている税金です。

ガソリン税は間接税なので、直接的な支払者(納税義務者)は石油会社であり、消費者から預かったガソリン税を石油会社が国へ納税します。

車検時にかかる税金

自動車重量税

「自動車重量税」は、購入時に次の車検までの分を支払い、その後は車検の都度支払う税金です。

消費税

車検時の諸費用(整備代)には、税金や保険料、非課税諸経費以外の部分について、10%の消費税がかかってきます。

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