税理士試験に使うペンはこだわるべきか?

  • 2020年10月11日
  • 2020年10月15日
  • 資格

こんにちは!
サラリーマン税理士のりゅうです。

今回は、税理士試験で使うペンについてです。

税理士試験を受験していると、けっこう文房具マニアになる人が多い気がします。

ペンで合否が決まるわけではありませんが、選び方によっては効率的に試験を進めることが可能です。

私が計算と理論で使っていたペンもご紹介したいと思います。

ペンにこだわる必要はあるのか?

結論としては、ある程度はこだわった方がいいです。

勉強に支障がでるくらい頻繁にペン探しに行くのはもちろんやめた方がいいと思いますが、休憩時間や息抜きに文具店へ行くのはオススメです。

もちろん、ペンで合否が決まるわけではありませんが、いってみれば相棒みたなものなので、心を落ち着かせるという意味では、こだわるのも一つです。

ペン先の細いペンを使うのか、太いペンを使うのか。

油性なのか、水性なのか、ゲルなのか。

ペンといっても様々なペンがありますが、私が考える使いやすいペンを、理論と計算に分けて解説します。

理論で使うペン

理論で使うペンで重要なのは「力を入れなくても書けること」です。

そうなると、ペン先の太い水性ペンが良いです。

とはいえ、1.0の太さだと、字を大きく書かないと潰れてしまうため、0.5前後がオススメです。

私は最初、ハイテックの0.4(細いと思った方は0.5もアリです)を使っていました。

ハイテックの何が良かったかというと、ペンを傾けても書けることでした。

「傾ける??」と思うかもしれませんが、税理士試験の理論については、いかに疲れないように書くかが重要です。

ペンを強く握ってガリガリ一生懸命書いてしまうと、正直2時間を戦い抜けません。

そのためには、力が入らないようにペンを傾けて、インクを紙に乗せるようなイメージでスラスラ書くというのが大切な戦略となってきます。

その後、ハイテックも良かったのですが、知人からとあるペンを勧められ、乗り換えました。

最初はそこまでだったのですが、使ってるうちにそのペンの使いやすさに圧倒され、高かったのですがまったく同じペン(色違い)をサブとして購入しました。

それが「万年筆」です。

私は、セーラーのプロフィット(極細)を使っていました。

万年筆は極細でもそこそこ太く、0.7くらいの感覚です。

慣れるまでは少し太いですが、使っていくうちにだんだんと素晴らしい書き心地が分かってきます。

インクを紙に乗せる(置いてくる)とはまさにこのことか!と実感できるのが万年筆です。

計算で使うペン

計算で使うペンは、理論とは真逆の性質のペンが使いやすいです。

つまり、多少引っかかりがあり、しっかり書けることが重要です。

あとは、なるべく細いもの、そして、複数の色があるペンがいいです。

引っかかりがあること

引っかかりがないと、数字が乱れ、失点につながる恐れがあります。

したがって、水性よりも油性をオススメします。

6と0、5と6、4と9、7と9あたりは、書き方によってはどちらなのか判別不能のケースがありますので、気をつけましょう。

細いこと

例えば財表であれば、TBの狭いスペースに数字を書いて集計するときに、太いと数字は潰れるし、書ききれないしで、良いことはありません。

税法であれば、限られた枠の中で計算パターンを組むため、枠に収めるためにも、また、訂正があった場合に直すためにも、計算ペンは細い方が使い勝手がいいです。

複数の色があること

私は4色ペンを使っていました。

ただし、黒を青に入れ替え、「青青赤緑」で使っていました。

青を2本にしたのは、インクが出なくなったときの予備です。

赤は大事なポイントに丸を付けるのに使っていました。

緑はその時々でしたが、主に再度確認項目(迷った項目だったり、どこかに関連しそうだったり)に使っていました。

つまりは、ペンを持ち替えることなく色分けができるというのが最大のメリットです。

あとがき

いかがでしたか?

皆さんのペン選びに少しでもお役に立てれば幸いです。

文具店に行くと、本当にたくさんの種類のペンがあります。

その中から自分に合うペンを探すのは大変ですが、これだ!というものが見つかると、モチベーションも上がります。

そして、万年筆は本当にオススメです!

ブランドは、パイロットでもプラチナでもセーラーでも、自分に合うものならどれでもいいと思います。

私はセーラーがサラサラっと書きやすかったし、イカリのマークがカッコよく感じました。

理由なんてそんなもんです。

勉強の息抜きに、相棒を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

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