こんにちは!
サラリーマン税理士のりゅうです。
実はあまり保険が好きではないのですが、唯一医療保険には入っています。
入ってはいますが、本当は入りたくありません(笑)
医療保険は、基本的に入院日額がいくらかによって保険料が変わってきます。
いくらが妥当かというと、それぞれ皆さんのご事情がありますし、保険のプロではないので私には分かりません。
しかし、お金のことだけを考えると、支払う保険料ともらえる入院日額のバランスは妥当なのかどうか。
保険に入らなくても、貯金をすればよいのではないか。
このあたりを、つらつら書いていきたいと思います。
今回は、思うがままに書いていくので、とくに根拠があるものではありません。
一つの意見として、参考にしていただければと思います。
なにもなかった場合の支払保険料はいくら?
例えば、30歳の方が毎月3,000円の保険料を終身払いで契約したとします。
80歳まで生きるとして、保険料の総額はいくらになるか。
3,000円×12ヶ月×50年=1,800,000円
保険なので、なにもなければ払い損というのは、まぁしょうがないことです。
180万円で、安心を買ったということになりますので、これについては皆さんの感じ方次第だと思います。
入院日額1万円だとすると?
例えば、50歳のときに7日間、70歳のときに14日間の入院があったとします。
・10,000円×7日=70,000円
・10,000円×14日=140,000円
合計で210,000円です。
21万円も出るの!?やったー!!
と思いますか?
私には到底思えません。
なぜなら、70歳までに毎月3,000円の保険料の支払いがなければ、
3,000円×12ヶ月×40年=1,440,000円
144万円の貯蓄が出来ていたはずだからです。
貯蓄した144万円から21万円の出費があるのと、
144万円の保険料を支払った中から21万円が返ってくるのと、
どちらのほうが良いですかね??
それでも医療保険には意味がある?
私の考えは「保険料を支払うくらいなら貯金しろ」という考えですが、それでも医療保険に入っています。
それはなぜか?
理由は、「先進医療特約」にだけは入りたかったからです。
確率論でいえば、先進医療の治療を受ける可能性は低いと思います。
しかし、万が一そうなった場合、何百万もの出費があるのはやはりキツイです。
入院日額ゼロ円で入れるなら、本当はそうしたいのですが、流石にそうもいきません。
ですので、とにかく入院日額が一番低い設定で入ることが、私の中では重要な部分でした。
結論
私の場合、入院日額は3,000円です。
そうすると、先進医療特約を付けても、月々の保険料の支払いは1,500円ほどです。
80歳まで生きるとしても、1,500円×12ヶ月×50年=900,000円です。
もちろん、他の余計な特約は全て外します。
ただ、インターネット申込みだと入院日額が5,000円~しか設定できない保険会社が多いようです。
ですので、他の保険の勧誘を受けないという断固たる決意を持って、保険ショップへ行きましょう。
もしかしたら、3,000円で入る方なんてほとんどいない、と言われるかもしれません。
でも主たる目的は先進医療特約なので、入院日額なんて正直どうでもいい。
保険ショップは少しでも手数料を得るために必死ですから。
あとがき
今回は、個人の医療保険のお話でした。
私の周りにも保険信者(なんて言ったら怒られますが)はけっこう多く、もういい年なんだから入らないと!とよく言われます(笑)
しかし、医療保険はあくまでも保険で、確率から言えばほとんど損をします。
近年は貯蓄型の保険も返戻率101%とか、ふざけた数字の商品ばかりです。
ただし、返戻率101%だったとしても、中途解約しない前提ならば、年末調整(確定申告)で生命保険料控除が使えるので、いくらかマシだと思っています。
投資ブームですが、投資にはリスクが伴いますので、リスクヘッジとして貯蓄型の保険は一つの手かもしれません。