心臓弁膜症になった話(ついに入院)

こんにちは!
サラリーマン税理士のりゅうです。

とうとう入院です。

手術すると決めてから、あっという間の1か月でした。

今回は、手術前の入院生活と、手術についての説明(同意書)についてのお話です。

2日前から入院

2日前のお昼から簡単な検査、14時に入院手続きを行いました。

1つ文句があるとすれば、重いバッグを持ったまま検査を受けなければならなかったのが大変でした。

入院後に検査という流れにした方が絶対に良いと思いました。

部屋は個室を選択、入室後に様々な説明を受けました。

・手術室入室時間について
・手術前日、当日について
・ICUへ持ち込む物について
・ICU入室について
・入院診療計画について

その後、18時半からの手術説明までは、特にやることもなくソワソワしながら過ごしました。

入院当日に手術説明

18時半からの予定で、妻も病院に到着していましたが、他の患者さんとブッキングしていたらしく、30分以上待ちました。

その後看護師さんに呼ばれ、別室にて妻と一緒に手術の説明を聞きました。

・僧帽弁の状態について(検索断裂により60%ほど血液が逆流していること)
・弁形成、弁置換について
・術式について(手術支援ロボットdaVinciXiによる僧帽弁形成術による)
・手術のリスクについて

一通り説明を聞いて、こちらからの質問にも答えていただき、その後様々な同意書にサインしました。

①手術についての説明書→手術、麻酔同意書
・人工心肺について
・全身麻酔について
・心臓への到達方法について
・周術期合併症について など

②特定生物由来製品の使用目的と副作用→特定生物由来製品使用に関する同意書
・アルブミン製剤
・生理的組織接着剤 など

③輸血説明書→輸血同意書
・輸血の必要性
・輸血の副作用 など

④行動制限に関する説明書→行動制限に関する同意書
・行動制限(身体拘束など)の目的、必要性(チューブ類の自己抜去防止など)について
・行動制限に関する内容 など

「手術についての説明書」熟読の後悔

手術についての説明書には、恐ろしいことがたくさん書かれていました。

職業柄、契約書関係の書類には必ず目を通すようにしていますが、この説明書については読んだ後かなり後悔しました。

とくに恐怖を感じたのは、下記のものです。

[人工心肺] 大動脈や足の付け根の動脈に取り付ける際、大動脈壁に亀裂が入ると、心臓手術に先んじて修復の必要あり。
亀裂が心臓に向かって急激に進むと心肺停止に陥ることがあり、蘇生できず死亡に至ることあり。

[周術期死亡率] 約1%

[重篤な合併症の発生率] 約10~15%

リスクがあることは当然理解していますが、「死」をかなり意識させられました。

入院2日目

簡単な検査をいくつか受けて、あとは自由でした。

本を読もうにも、テレビを見ようにも、何にも手に付かず。

刻一刻と迫ってくる手術に恐怖を感じながら、静かに過ごしました。

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