こんにちは！
サラリーマン税理士のりゅうです。
みなさん、とうとうです・・・。
とうとうコロナに感染してしまいました・・・。
厳密にいうと、感染者からもらいました。
なかなか経験できない（というか、したくない）ことだったので、とりあえず記録を残したいと思います。
感染者との濃厚接触
濃厚接触初日
なんと、事務所の職員（「Aさん」とします）が感染者でした。
仮に、10/1が私とAさんの濃厚接触日とします。
当初は分からなかったのですが、Aさんが翌日の2日から体調不良で休みはじめ、3日にAさんと遊んでいた方のコロナ陽性が発覚しました。
その結果を聞き、Aさんも4日にPCR検査を受け、6日に陽性との結果が。
ここからが地獄の始まりです。
濃厚接触から3日後
濃厚接触から3日後（10/4）のお昼くらいから、体調が悪くなり始めました。
熱は37.1℃。
家族とも普通に接していましたが、この段階でAさんがコロナ感染者との濃厚接触者であったため、念のため自宅でも隔離生活を始めました。
深夜には38.1℃の熱が。
頭痛、喉の痛み、咳の症状が出ていました。
とくに一番つらかったのは、頭痛でした。
濃厚接触から4日後
濃厚接触から4日後（10/5）は、熱は37.5℃前後をうろうろしていました。
相変わらず頭痛、喉の痛み、咳の症状は続いていました。
濃厚接触から5日後
濃厚接触から5日後（10/6）は、熱は37.0℃前後をうろうろしていました。
症状は相変わらずでした。
この日の午前中に、Aさんの陽性が判明しました。
これはヤバイ・・・と思い、すぐに管轄の保健所へ連絡を入れました。
濃厚接触から6日後
濃厚接触から6日後（10/7）は、熱は36℃台に落ち着いていましたが、症状は相変わらずでした。
この日に、保健所から指定された病院でPCR検査を受けました。
検査場は万全の体制になっており、驚きました。
悪い言い方をすれば、もうバイ菌扱いというか、完全に陽性のような扱いでした。しょうがないですけど。
濃厚接触から7日後
濃厚接触から7日後（10/8）は、熱は36℃前半にすっかり落ち着きましたが。
症状も、頭痛は無くなりましたが、咳が少し多く出るようになりました。
夕方にPCR検査結果の電話が。
医師「りゅうさん、陽性でした。」
まじかーーー・・・
その後、保健所から病院への隔離の電話がありました。
隔離は翌日から。
そして、家族のPCR検査の調整依頼をしました。
入院1日目（濃厚接触から8日後）
入院1日目
濃厚接触から8日後（10/9）、症状は相変わらずでした。
看護師さんから、病院に着いたら連絡をくださいと言われていたので、駐車場に車を入れてから電話をしました。
しばらくすると、完全防備の看護師さんが来て、病室へ案内されました。
コロナ専用の出入口から入り、コロナ患者専用フロアへエレベーターで行くのですが、コロナ患者がエレベーターに乗る度に「エレベータの利用を中止します」と院内放送が流れる体制になっており、入院中もこのアナウンスが流れると、また新たな感染者が来たのかなーとか、退院かなーとか、思っていました。
病室で昼食をとり、CTやレントゲン、血液の検査を受けました。
肺炎などの症状もなく、診断は「軽度」ということでした。
発症が10/4の深夜だったことから、基準日は10/5と設定され、退院予定日は基準日から10日後の10/15となりました。
一通り終わると、小型の心電図装置みたいなものを取り付けられました。（1日で外れました。）
お客さんのリスケも大変でした。
コロナと言う訳にもいかず、とりあえず体調不良ということで日程変更をお願いしました。
Aさんと接触したあとにお客さん回りをしていたので、保健所より濃厚接触と判断されたお客様にはお詫びの電話を入れ、保健所からPCR検査の連絡がある旨をお伝えしました。
入院1日目の夜に事件が起こる
夕食の時間となり、お弁当が配膳されました。
ちなみに、朝昼晩と、食事はお弁当（夜は＋フルーツ）です。
その夜のメニューは、グラタンとナス味噌炒めでした。
スマホをいじりながら、まず一口。
あれ？スマホに夢中になりすぎたかな？改めてもう一口。
あれ？鼻が詰まってるのかな？満を持してもう一口。
あれ？味がしない！！！
なんと味覚障害でした。
発症してすぐになるものだと思っていましたが、こんな時間差でも味覚障害になるようです。
この日から、退院前日までしばらく味覚も嗅覚もありませんでした。
入院2日目以降
朝昼晩の検温、朝昼晩の食事。
やることはこれだけで、すごくヒマでした。
Wi-Fiは無いし、そもそも医療機器に影響が出るからポケットWi-Fiなんかも使用禁止でしたし、テレビは有料だし。
この状況は事前に看護師さんから聞いていたので、10冊くらい未読の本を持ってきていたので、ひたすら本を読んでいました。
本読んで、寝て、YouTube見て、寝て。お客さんの電話対応をして、寝て。
未読の本が減ったことだけは、唯一良かったことでした。
家族は陰性
奥さん・子ども共に、PCR検査の結果は陰性でした。
本当にホッとしました。
Aさんより確実に濃厚接触していたので、少し覚悟していた部分はあったのですが、結果は陰性。
不思議なものですが、本当に良かったです。
退院72時間前
退院の72時間前（3日前）が実はとても大事な期間で、この間に発熱（37℃以上）が無ければ退院という事になります。
逆を言えば、一度でも検温時に37℃以上だと、退院がそこから3日間延びるということです。
少しビクビクしていましたが、ほとんど36℃前半だったので、とくに問題なく退院できました。
退院
10/15に、無事退院しました。
ただし、咳と痰はまだ少し残っていました。
退院時にPCR検査を行うと思うかもしれませんが、現在は行わない指針のようです。
けっきょく、ウイルスの死骸がまだ残っている状態らしく、その死骸に反応して陽性となるケースが多いようです。
家族の行動制限
コロナ感染者は、発症から10日間は行動制限（入院等）がかかります。
今回のケースでいうと、発症（基準日）の10/5から10日間です。
家族の場合は、感染者との最終接触（今回のケースでいうと、入院日の10/9）から14日間に行動制限がかかります。
結果として、家族のほうが長く行動制限がかかることになります。
不思議な感じですが、国として現状はこのような指針となっているようです。
生命保険の入院給付金
医療保険に入っている場合、コロナでの入院も給付金が出ました。
保険会社によってなのかもしれませんが、私が入っている生命保険会社は入院給付金が出ました。
私が入っている保険会社では、
・保険会社から送られてくる申請書
・振込先依頼書
・退院証明書（コピー）
を返送すると、1週間ほどで給付金の入金がありました。
コロナの場合、通常の入院と違い、入院費は基本的に公費で賄われるので、
・入院費の請求書
・入院費の領収書
というものが発行されません。
（立替分の請求書は発行されますが、必要なのは入院費のものです。）
その場合、退院証明書に代えることができますので、退院証明書が発行されるか確認しておくことをオススメします。（通常、無料で発行されます。）
退院証明書がない場合、医師の証明書（診断書）を請求することになります。こちらはお金がかかります。
あとがき
おそらく、「自分は大丈夫」と思っている方は多いと思います。
私は思っていました。
もちろん、手洗いうがい、アルコール消毒、諸々の自粛など、最大限に気を付けていました。
それでも、かかる時はかかります。
コロナになると、自分だけではなく、自分との濃厚接触者と判断された方にも迷惑がかかることになります。
自分の予防も大切ですが、なによりも他の人に移さないような行動が重要です。
自分はコロナに感染しないから大丈夫といってマスクをしないのではなく、自分が他の人に移さないためにマスクをするという気持ちがとても大切です。
なので、〇〇社と〇〇社と〇〇社の社長、打ち合わせの時どうかマスクをしてくれ・・・。